Snowboardfun

3S好きの雑記ブログ

【スノーボードhow to】キッカーを飛ぶ話

キッカー飛ぶ時の話をします。

ビビりますよね。

とにかく恐いですよね。

もうなんだかよくわからない感じで恐いですよね。

ノリで飛んでいる人を見るのも恐いですよね。

 

怪我しないためにも最低限のルールとマナーは守りましょう。

 

1.キッカーってジャンプ台と違う

 

キッカーって蹴る人ですよね。

 

キッカー飛んでる時って蹴られてるんだなぁって思ってます。

 

ジャンプ台ってなんですかね。

 

プールとかにあるやつはジャンプ台のイメージです。

 

ジャンプは行動で、それの補助をする台。

 

つまり自発的に飛ばないと飛べないのがジャンプ台と思ってます。

 

キッカーは相手が蹴る側なので、こっちは飛ばされている側です。

 

サッカーボールと同じように意思と関係なく飛ばされる側…

 

危ないですね。

 

要は自分で飛び出さなくても、空中に投げ出されてしまうんですよね。

 

それを飛んでると錯覚してしまうと非常に危ないです。

 

スノーボードではオーリーが飛ぶ動作です。

 

素抜けしてキッカーサイズを測ったりしますけど。

 

基本はオーリーができるようなってから飛びましょう。

 

2.恐怖を和らげるオーリー

 

オーリーの基本は一緒です。

目指すところも一緒です。

 

ただ恐怖を和らげるためのオーリーはタイミングをわざとズラします。

 

恐いの原因のほとんどが自分で把握できていないからです。

 

急に後ろに人が!!みたいなのホラーでよくありますよね。

 

普段の生活だと足音を感じたり、人が歩くことで空気が流れて、それを肌で感じたり。

 

でも映画や、ゲームをしてる時は画面に集中していて

 

目だけの情報で後ろは確認できないのに急に近づいていたら…

 

恐いですね。

 

キッカー飛ぶ時も似たようなことがあるんです。

 

飛ぶのに集中していて

 

アプローチのスピードが怖くて

 

滑っている音も硬そうだなぁとか考えて

 

1番重要な抜けのタイミングで、オーリー!

 

の時。

 

その場でオーリーみたいに飛んでみてください。

 

踏み切る1番スピードが速い時、視界を失ってません?

 

頭も上半身が上がるタイミングで動いちゃってるんです。

 

近いところを見ているとよくわかります。

 

遠いところを見ていると、視界を失っている感じはありませんが

 

頭が動くことは良くないです。

 

 オーリーの上半身を上げるタイミングを若干早めにしてください。

 

なぜかというと、頭と膝の動きを連動させないためです。

 

初めは、足が上手く使えず素抜けのようになるので、小さめのキッカーで試してください。

 

イメージ的には、ハードルが上手い人の頭が動かずに、足だけ上がってくるあの状態です。

 

ハードル選手の動きをよく見ると、足を上げるときはむしろ頭を下げるような動きをしています。

 

空中にいるときは、回転や上下の動きが 足すとゼロになるようにしか動けません。

 

飛んでから上半身を回したければ、下半身を逆方向に回すというかロックするのと同じです。

 

ハードルの選手は、足を上げるために頭を下げてなるべく小さくなっています。

 

オーリーも同じです。

 

その場でジャンプして、空中で体育座りする感じです。

 

その場でやる時は、頭の揺れはあまり気になりません。

 

キッカーで抜けるときは、自分で飛び上がる以上に力がかかっていて頭が動くというかずれるというか

 

目線を失ってしまう場合があります。

 

これを減らすために少し早めから上半身を伸ばして、頭を動かさないイメージで飛び出します。

 

頭はすべての動きの司令塔です。

 

人間はほぼ視覚に頼って生きているので、目線を失うことで体が硬直してしまいます。

 

急に停電するととりあえず動けなくなってしまうのと同じです。

 

だらだら書いてしまいましたが、

 

要するに上半身を早めに上まで引き上げた状態をキープして飛び出すと、目線が急に動かないので恐くないよっていう話です。

 

参考になれば幸いです。

それでは失礼いたします。