【スノーボードhow to】オーリーの話
オーリーってどうやってますか?
スケボーやってる人と、スノーボードだけの人ってかなり印象違うと思います。
なんとなくですが、スケボーやっている人はスノボできるけど、
スノボだけの人はスケボーできないイメージありませんか?
その印象一番大きく出るのがオーリーだと思ってます。
スノボーのオーリー上達したいなら、スケボーのオーリーを練習すると良いと思います。
難しいので。
めちゃめちゃ難しいので。
1.スノーボードのオーリーは2種類?
スノーボードのオーリーはグラトリだと違うとか、キッカーは違うとか聞いたことありませんか?
オーリーそもそもどんなイメージですか?
初めてオーリーのhow toを見たときは、板の反発を使うみたいな説明が凄く多かったように思います。
グラトリでバター系の技をする人は反発使うのが上手いとか。
キッカーで反発使おうとすると難しいとか。
やっぱりグラトリとキッカーだと別物?
って思っている時期が結構長かったです。
この2つの違いはリップがあるかどうかだけです。
なんでスキーはよくジャンプ台(モーグルとか)というのに、スノーボードはキッカーなのかと思ってました。
キッカー=キックする人
つまりキッカーを飛ぶ人は、自分で飛んでいるのではなく蹴られて飛ばされていると解釈していました。
それならグラトリは自分で飛ぶ必要があるから、キッカーのオーリーとは違うなと。
このようなイメージを持っている人はマーカス・クリーブランドの動画を見てください。
グラトリもキッカーもとんでもなく上手いです。
この選手がでるまでは、各選手は専門の種目に特化しているという感じでした。
スロープスタイルなら、キッカーを飛ぶ。
グラトリする人はグラトリする。
マーカスクリーブランドを見ると、オーリーをできるようになるってこうゆうことなんだなって思います。
キッカーとかグラトリとかどうでも良くなります。
オーリーのスタート地点は、グラトリから入る人と、キッカーから入る人で多少の違いはあるかもしれませんが、ゴールは一緒という話です。
2.スケボーとスノーボードのオーリー
スケボー もスノーボードも大体一緒です。
違いと言えば足がくっついていないこと。
- スケボー の板は反ったりしないこと。
- 目指しているところは一緒だと思ってます。
まずどちらも自分がしっかり飛ぶことです。
スノーボードだとあんまりこのような言い方はしてないかもしれません。
スケボーやる前は意識したことありませんでした。
スケボー のオーリーは板をバチっとやると自分も浮き上がるんだろうなと思ってました。
実際は自分で飛んで、板がそれについて来るように蹴っています。
スケボー の場合はまず自分が飛べないと浮くことすら出来ません。
多分スケボー したことない人は???ってなると思います。
スケボーは板がくっついていないので、まず自分が飛びます。
正確には飛び上がり始めます。
飛び上がり始めというのを細かくいうと
しゃがんで飛ぶ時に体が下に沈んで上に飛びますよね。
体の動く方向が下向きから一瞬ゼロになり、上向きになります。
物理を学んでる人はわかりやすいかもしれません。
動きの方向が変わる時は必ずゼロの瞬間があります。
この上向きになっている状態が、飛び上がり始めです。
高く飛ぼうとするときと、基本同じです。
飛び上がり始めて、足が届かなくなる前に後ろ足で板を蹴ります。
この動きが自分が飛んでいる状態です。
スノーボードも同じです。
足がくっついているので、後ろ足が伸びきる前に蹴ります。
どんな動きでもそうですが、わからない時は思っているよりもちょっと大げさに動くと感覚をつかみやすいと思います。
オーリーの場合、後ろ足の蹴るタイミングが重要です。
膝を曲げれば曲げるほど、飛び上がり始めの時間が長くなります。
その代わり、膝を曲げすぎると軸がぶれやすくなったり、疲れやすくなったり、膝を傷めやすくなったりします。
動き方がわかったら、今度は逆に思いっきり力を抜いた状態で、かつオーリーの動きができるようなポイントを探してください。
膝の曲げ具合、両手の振り上げ具合、頭や目線の位置など気になるところは山ほどあります。
基本的にスポーツの最終系は脱力です。
どんなスポーツ選手も力を抜くにはどうしたらいいのかを日々考えてるといっても過言ではないです。
オーリーってどれが完成かわからないです。
とても難しいと思います。
難しいと思えるようになったことで、少し成長できてると思いました。
前はテール弾けばオーリーと思っていましたが、上手い人たちはオーリーから違うなって思います。
あとはオーリーに限らず上手い人たちの軽い感じが欲しいです。
脱力できてる状態の人は、技も滑りも軽くて憧れます。
少しでも参考になれば幸いです。
それでは失礼いたします。