スキー・スノーボードに行く車
スキー場に行く車。
どんな基準で選んでますか?
見た目の好みはもちろんあると思いますが、
よくあるのは
・4WDだから
・撥水加工だから
・大人数乗れるから
みたいな理由が挙げられています。
実際は気になるところは結構違うと思っています。
毎週日帰りで行って、気になる点をまとめてみます。
ちなみに今の車はエクストレイルです。
今のところ次の車が決まらなくて困っています。
1.SUVというくくり
SUVはスポーツ・ユーティリティ・ビークルの略称です。
スポーツ目的の多用途車ですね。
SUVという名前が浸透する前はRV車というジャンルがありました。
このRはラダーフレーム構造のRでフレームが凄く強固にできているというものでした。
なので、不整地等でもフレームが歪んだりしませんよと。
RVは構造の話でSUVは用途の話です。
SUVと言ったら、少し車高が高くて荷物がいっぱい詰める車です。
車高も普通に走っている時は必要ありませんが、
一日中雪が降り続いてしまい、帰る時に駐車場の除雪が全然間に合わなくて立ち往生だらけになったことがありました。
ある程度車高がないと、脱出できないことが5年に1度くらいあります。
なのでとりあえずSUVという車種を選んでいます。
2.4WDと燃費
すいません。
一番初めに関係ないようなこと言っておきながら、4WDは外せません。
4WDでないといけないスキー場が多数あります。
2WDだと坂道を上がれないことがあります。
凍結していると速度を落とすので、スキー場手前の最後の坂道はどのスキー場でも渋滞または低速になってしまいます。
ここで重要なのは一緒にした燃費です。
4WDと燃費は切り離せない関係です。
4WDにすれば必ず燃費は悪くなります。
エクストレイルの場合、切り替え式4WDなので必要な時だけ切り替えて、通常は2WDで燃費をよくできます。
ちなみにビスカップリンク式センターデフ式AWDと言うらしいです。
この時点でかなり候補車両を絞ってしまいますが、
燃費が良い、4WD車両を考えると
マツダのCX-5、日産エクストレイル、スバルフォレスター、スバルアウトバックくらいになります。
スキー場イメージが強いデリカD5は惜しいですが、もうちょい燃費が良い方がいいと思ってしまいます。
3.積載量と車高
ボードは基本ラゲッジスペースのみでは入りません。
女性の板は短いので入る場合もありますが。
エクストレイルも後部座席を倒すことで、全然入ります。
ただ、雪が付いた状態で室内に積み込むのはちょっと抵抗があるので、ルーフボックスを付けてます。
上につけるのはキャリアでなく、絶対ルーフボックスがいいです。
キャリアだと、
・板が汚れる
・板が壊れる
・板が飛んでいく可能性がある
・燃費が凄く悪くなる
といいことはほとんどありません。
話がそれましたが、車内が濡れるのが嫌なのではなく、
洋服なり、リュックなり、車内に積んでいるものが濡れるのを防ぐため、
板はボックス積み派です。
なんだかんだ、泊まりで行くと荷物も多いので、ルーフボックスは着けておいた方がいいですね。
積載量ここまででいくとあんまり必要ないような気がします。
ルーフボックスが上に着くので。
ただ、夏にサーフィンするんですよね。
サーフボードはルーフボックスに入りません。
別で外付けもできるのですが、サーフボードはとても破損しやすいので車内に積み込みたいです。
ここでいう積載量はサーフボードも積めるような、後部座席を倒した時の奥行の長さです。
(スノーボードからどんどんそれてるような…)
で可能であればサーフボードや、スノーボードを積む際には、後部座席を全部でなく必要な分だけ倒したいです。
ラゲッジでごちゃまぜというより、後部座席が1つ使えるだけで、スーパーで買い物したものなどを置けるからです。
更にいうのであれば、ルーフボックスを付けて、全高が2.3m以下のほうがいいです。
エクストレイルは2.3m以下のはずなんですが、都内で2.3mの立体駐車場で入れないところあります。
何でこの高さが良いかというと、洗車機や立体駐車場は結構2.3mがボーダーラインのところが多いです。
それ以上もなくはないのですが、探すのが大変です。
4.乗り心地
乗り心地なんて、どの車もいいと思うかもしれません。
が、日帰りスノーボーダーは本当に長距離運転を毎週するので重要です。
車両のコンセプトにもよります。
スポーティな走りの車は、シートはわりと固めで体の動きを制限してくれます。
しかし長時間の運転は体が痛くなってしまうので、シートはやわらかめがいいと思います。
あと重要なことは、視界です。
フロントガラスの角度であったり、運転者の姿勢であったり、
運転している時の見え方にストレスを感じない車がおすすめです。
個人的な意見ですが、パソコンで作業しているような、
背中は腰くらいまでしっかり背もたれにつけた状態で、背筋が伸びるような体勢が
長時間維持するには一番楽な体勢かと思います。
シートの硬さは正直好みもあると思うので、試乗で試した方が良いと思います。
あとできればクルーズコントロール。
ついていると全然疲れ具合が違います。
最初はたいして使いませんでしたが、スピードを維持してくれるだけでとても便利です。
最近のプロパイロットのように運転を任せるわけではなく、本当に補助ですがとても有能です。
5.巡行距離
タンク容量と置き換えてもいいですが、日帰りで行くなら途中給油することなく自宅まで往復できることが重要です。
雪国や、高速道路近くのスタンドは高いです。
ディーゼル車は軽油が凍る場合があるので、泊まりのときや気温が低いときはワザと現地で入れますが、
基本は給油することなく帰ります。
最近の車は燃費が良くなっていますが、タンク容量が小さくなって意外と巡行できません。
まとめますと、
・SUVで
・4WDで燃費もそこそこ
・ルーフボックスつけても車高が2.3m以下
・でも車内にサーフボード積めるくらい積載量欲しくて
・乗り心地と視界がよくて
・巡行距離が長い車
がエクストレイルT31ディーゼルターボです。
ってことです。
参考になれば幸いです。
それでは失礼いたします。