Snowboardfun

3S好きの雑記ブログ

【スノーボードhow to】目線の話

スノーボードのhow toいっぱいありますよね。

 

キッカーで飛ぶのが好きなので、いろんな人の動画を見ます。

 

丁寧なものも、そうでないものもいっぱい見てます。

 

 これをすれば良くなる!みたいなものもいっぱい見てます。

 

わかる時もあるんです。

 

でも気をつけるべきことが何個もあるので1つできても、もう1個ができなくなって…

 

1個ずつはできるけど同時にするのが出来なくて…

 

いっぱい練習する必要があって、毎年同じこと練習しているような…

 

私は結構こんな感じでした。

 

最近気づいたことのおかげで少なくとも両方向の360までは恐くなくなりました。

 

how toよりは考え方の話です。

 

出来る人は無意識にできているからhow toには出てこないのかなと思います。

 

目線を送る

 

先行動作とか抜けとかアプローチとかいろいろ考えさせられますよね。

 

そしてスピンで必ず出てくるワード…

 

「目線を送る」

 

わかります。

 

少なくとも540超える練習をするとわかります。

 

でも恐いです。

 

そもそも何で恐いんですかね。

 

→見えないから恐いんです。

 

→予測できないから恐いんです。

 

540回す練習をしてる時、あとはバックフリップとかフロントフリップ練習している時。

 

気づきました。

 

大きいキッカーでゆっくり回るときでも、始まりはどこを見ているかわからないです。

 

540の場合は回転力が一気に解放されているので、回りはじめは一瞬です。

 

縦回転の場合は回り始めるとすぐ空が見えるので、どこにいるかわからなくなります。

 

つまり一瞬見ている景色を失って、恐くなってしまうのです。

 

 例えばバックサイド180回します。

 

  • グラトリで回せるように練習します。

 

  • 自信がついてキッカーに行きます。

 

  • スピード出すのが恐いです。

 

  • 高さが出るので、足をすぐ着きたくて、回転してからすぐ足が伸びます。

 

  • 体が伸びているので軸が少しでもぶれていると徐々に倒れていきます。

 

  • 結果転びます。

 

重要なのは360までは目線は送るというよりも、

 

ここを見ろ!って感じです。

 

恐い要素は2つ

  • 回転初動で目が追い付かない
  • 高さがわからない

 これがなくなれば、ストレートと同じように、あるいはグラトリのイメージ通り飛ぶことができます。

 

1つ目の回転初動で目が追い付かないのは、

 

回転の順番が間違っているからです。

 

初めてスノーボードをやった時、

 

  • 行きたい方向を向くと最初動かない

 

  • でも、そのまま向き続けると徐々にそっちに滑れるようになってくる

 

それと同じです。

 

要は板を一番最後に回したいので、頭からだんだん下に向かって回していきたいのですが、

 

見ている位置がわからない人は、足とか腰とか肩という、目より下の部分が先に回ってしまっています。

 

バックサイド180の場合は、抜けのタイミングで進行方向とは逆向きを向ければオーケーです。

首だけ向いても上半身がついてくるまでに時間がかかってしまうので、両肩と連動すると良いと思います。

 

  • 飛び出す瞬間は両肩はキッカーのリップと並行で
  • 進行方向の逆側を見ている

 

まずこれで、回転は終了です。 

 

あとは高さです。

 

恐いのは自分がいる高さがわからなくなってしまうからです。

 

なので、下を見ます。

 

顔が下を向いてしまうと、体が連動して段々倒れてしまうので、できるだけ体の軸はまっすぐで目線を下すようなイメージです。

 

how to動画でもたまにありますが、上手な人が飛んでいる目線動画をよく見てください。

 

空中にいるときは、板が必ず入っています。

 

板を見ることで、その下の着地までの高さを確かめています。

 

最も重要なことは目線でなく、見た景色

 

我々サンデーボーダーは、平日の間に先週末に自分で気が付いた部分を忘れてしまいます。

 

こうやって回したとか、これに気を付けていたとか。

 

10個あったら8個は忘れてます。

 

ここで思ったのです。

 

何で忘れてしまうのか。

 

自分でごちゃごちゃ考えているから忘れてしまうのであれば、

 

これができたら正解!

 

みたいなものがあればいいのにと。

 

それできます。

 

人間は五感の中でもほぼ視覚に頼っています。

 

いままでの気を付けなければならない点を視覚で覚えることができると、次の週にも引き継ぐことができます。

 

それは抜けとピーク時の景色を覚えておくことです。

 

キッカーは空中で動くことはほぼできないので、抜けで動きが決まります。

 

抜けるときにここを見る→バックサイド180の場合は後ろ方向かつ下を見たいので、

 

  • 後ろ足とテール付近が見えて飛ぶ

 

ピークの時は、板を見続けると場所によっては

  • 自分の影が見えたり、板越しに地面を見続けています。

 

この景色というか、その一瞬を切り取った絵を覚えておくと、次の練習の時に思い出すスピードが速いです。

 

また、答え合わせができることが一番良い点です。

 

動画を毎回撮ってもらって、ここが違うと毎回見直せる環境の人はその方がいいと思いますが、

 

自分で今のジャンプのどこがダメだったか、わかるようになります。

 

ここを見れてなかった、見てる景色が違ったはすぐにわかります。

 

考えながら修正すると

 

このくらいエッジに乗ってたとか、先行動作が少なかったとか、抜けが遅かったとか、

 

練習している最中はいろいろな要素が混ざっていて、逆に混乱してしましいます。

 

この景色の時は上手く回れた!という視界を覚えておく

 

もしくは目線動画と同じ視界に合わせていく

 

そこからの試行錯誤はその人次第なところがあります。

 

それでも一旦いい視界をとらえたら、その日は恐くなくなりました。

 

大きいキッカーでハイスピードになっても、恐くて体が固まることを制御できるようになってきました。

 

まだまだへたくそですが。

 

週末だけでも、少しでも上手くなるために良い方法、思いついたことはどんどん書いていきます。

 

こんな方法で練習していますとかもあればぜひコメントください。

 

参考になれば幸いです。

それでは失礼いたします。